上記でアトピーの方のスキンケア方法についてご紹介させて頂きましたが、アトピーに悩む赤ちゃんも多いと耳にします。
そこで、アトピーの赤ちゃんの入浴のさせ方についてご紹介いたしたいと思います。
赤ちゃんは健康肌でも、柔かくてデリケートで、刺激に対して弱いものです。
アトピー肌の赤ちゃんの場合は、さらに刺激に対して敏感で弱くなっていますので、肌を洗う入浴の際は気をつけたいものです。
アトピーの赤ちゃんに使う石鹸ですが、無添加・無香料の石鹸を使うようにしましょう。値段の高いアトピー用石鹸もありますが、それほど高くない値段で無添加石鹸は販売されています。
薬用石鹸が良いのではないかと思われている方もいるようですが、薬用石鹸は殺菌力が強い石鹸です。したがって刺激が強い石鹸でもあります。炎症を起こしている肌には向かない石鹸ということになります。
体をきれいにするために入浴をすると考えると、毎日石鹸を使わなければならないと考えがちですが、赤ちゃんの肌がかさかさに乾燥しているときは、無理に石鹸を使うと乾燥がさらに進行してしまうことがありますので、必ずしも石鹸で洗わなければと考えなくても良いでしょう。
そのときの赤ちゃんの肌の状態を見て、石鹸を使うかどうかを決めましょう。
また、石鹸を使うときは、しっかりと泡立てます。
赤ちゃん専用のスポンジやタオルも売られていますが、手でそっとなでるように赤ちゃんを洗ってあげるのが刺激も少なくいので良いでしょう。
すすぎはしっかりとやり、赤ちゃんの肌に石鹸の成分が残らないようにします。
すすぎが終わったら、あまり冷たすぎない水をかけて、赤ちゃんの肌を鍛えてあげるのも良いでしょう。高温と低温の刺激を交互に与えることで皮膚が強くなります。
また、湯上りに水をかけると肌が乾燥しにくいと言われています。これは大人も同じですね。
入浴が済んだ後は、乾いたタオルより、濡れたタオルを絞って拭いてあげましょう。その方が刺激も少なく、乾燥もしにくいです。